私が会社員のころ、どうにも好かない上司がいた。嫌いじゃない上司もいた。
直属の上司というものは、それほど嫌いではなかったのだけれど、上司の上司くらいになってくると、どうにも好かないパターンが多かった気がする。
上司は、私の評価を良く付けてくれる味方なのだろうか?
それとも、私の昇進・昇給を阻む敵なのだろうか?
愛憎半だったが、上司は英語で言えば「BOSS」である。
「ボス」と言えば、どうしてもドラクエとかFFとかのゲームの影響なのか「敵」というイメージが、私にはある。欧米社会では上司はどちらかというと「敵」のイメージなのか?。アメリカ人は上司と飲みにいったりしないと聞くしね。
かくいう私は日本人だけど、上司の飲みには参加しなかった。上司とよく飲みに行くような人は、ゴマすり野郎に見えていた。でも会社では余程能力が抜けていない限りは、そういうゴマすり野郎から昇進していくのが常だ。
そりゃー、そうだよなー。
上司にしてみたって、能力が大して変わらないなら、気心の知れた人間と仕事したいに決まってる。日本で言う「上司」を英語に訳すとしたら、「freind」とか「ally」のほうがいいんじゃないかと思うのである。