ここ一年ほど図書館へ行って色んなジャンルの本を読んでいるのだが、最近は旅行記を中心に読み漁っている。
この旅行記というジャンルがとにかく当たりハズレが大きい。
当たりの場合には二パターンあって、一つは誰が読んでも面白いだろうなというタイプ。「深夜特急」とか「ガンジス河でバタフライ」とかはこのタイプだった。
もう一つのパターンは個人的な好みにヒットしたパターン。自分の行ったことのある場所に関する旅行記なら、地名が出てきただけでも、まあ楽しめる。文章は下手でも。
残りはハズレということになるのだが、このハズレの本の中には本当にツマラン内容のものがある。話は面白くない、文章は下手、みたいな。そういうとき「この本は自費出版か?」と思ってしまうのだが、見分けることができない。
ISBNコードが無ければ自費出版と分かるのだが、それが付いてる場合はもうお手上げ。全く区別がつかない。図書館においてあるくらいだから商業出版かと思うのだが、特に古い本の場合、「こんなんでよく商業出版できたな?」レベルの本がけっこうある。
昔はブログとかなかったから、レベルが低くてもニッチな領域なら出版出来たんだろうか。
とにかく最近は旅ブログとかが多くて、旅行記を商業出版するのはレベルが相当上がってる気がする。私もいつか出版してみたいけど、やはりハードルは高そう。図書館で本見てると、「この程度なら何とか自分でも書けるんじゃないか?」くらいに思ってしまって、商業出版のレベルを見極められない。自費出版本の見分け方を知りたいっス。