先日、ゆうちょ銀行ATMでお金をおろした。
基本、私はキャッシュレス決済なのだが、電子マネーにチャージするときや電子マネー決済不可の店のために若干の現金が必要なのだ。
５万円おろすと、見慣れない１万円札が一枚……。
おお、これが新札か。なんかアラビア数字の「10000」という字体が今までの諭吉くんと違っていて、若干威厳を感じないのは見慣れないからだろうか。
なーんて思いながら、財布にしまう。
「このチャージ機は、新札に対応いたしておりません」
との張り紙が。
そーだと思ったのよ。
機械を新札対応に変更するのもコストだもんね。たかがチャージ機を更新するのにコストかけてたら、店側もたまらんよね。売り上げ上がるわけでもないのに。なんでこの不景気でコスト高物価高で皆がヒーコラ言ってるときに、社会の足ひっぱるようなことするのかな、行政は！
まさか新札は、現金使えないようにする遠回しのキャッシュレス化推進かよ、と勘繰りたくもなる。
私はさっきも言ったように、基本はキャッシュレス決済だ。理由はそっちの方がポイントなどが付くので得だから。無職にはたとえ1％であってもポイントの還元は重要なのである。で、ポイント付かない現金決済は極力避けている。現金を使うときと言えば、電子マネーにチャージするとき以外にない。でもでも、そのチャージに新札が使えない！！
まさにババ引いた気分だ。新札ババ抜き。
そーいえば、インドとかアジアとか昔の中国とかに旅行行ったとき、両替とか釣銭時にヨレヨレのばっちーいボロ札を渡されることがある。そういう札見たらマシな札と取り返させるのだが、うまくいかずボロ札つかまされるときがある。そういう札は他のキレイな札に紛れ込ませて優先的に消化しようとするのだが、相手も百戦錬磨で汚い札は受け取り拒否する。まさにババ抜き状態なのだ。
このお札ババ抜きの感覚を、まさか日本でしかも新札で味わうハメになるとはよ……。
