図書館の自習室での一コマ。
隣に座った小学校高学年と思しき女子が机にノートなどを広げて勉強を始めた。
おおー夏休みなのに図書館で勉強とはえらいなー。まあ、宿題かもしらんけど。最近の子は小学生でもタブレットとかで勉強してるけど、現代っ子もノートでやるんだなー。
そんなことを頭の片隅で思いながら、私は自分の勉強に集中。
パカッ
シャッ
パチッ
カツン
ちょっとそんな音が聞こえてきて、気になって女子を見ると、蛍光ペンでテキストに線を引いている。そしてまた……。
パカッ
シャッ
パチッ
カツン
パカッ(キャップを外す音)
シャッ(線を引く音)
パチッ(キャップを付ける音)
カツン(机にペンを置く音)
女子の机を見ると、それはそれはたくさんの蛍光ペンが並べられているではないか。
あー。こういう子、自分が小学校の時もいたよな~。もうテキストの7割以上が極彩色の蛍光ペンで塗られてるみたいな。でも線ばっかり引いてて文字は書かないみたいな感じ。
パカッ
シャッ
パチッ
カツン
パカッ
シャッ
パチッ
カツン
パカッ
シャッ
パチッ
カツン
……………。
あーうるせー! 音がうるせー!! いったい何色使ってんだよ!!! その色の使い分けはどーゆールールなんだよ……。
一本のボールペンに何色もついてるやつあるけど、あれの蛍光ペンバージョン作ってくれたら、フタの開け閉めの音とか一本一本取っては置く音とか、それの時間的ロスもなくなるんやけどな……。二色蛍光ペンはあったような気もするけど、上下でキャップも二つやったような……。それだとキャップの開け閉めは必要なんだよね……。
でも思うに、この色を塗り分ける勉強方法って効果的なのかねえ。よくブログでも色とりどりのアンダーラインで塗りたくられてるのがあるけど、かえってよく分からないもんね……。