弁護士にも優秀な人とそうでない人がいるらしい。
いわゆる「無罪請負人」と呼ばれる優秀な弁護士がいる。
言葉ではよく聞くのだが、この無罪請負人というのは、どういう弁護活動を実際にされているのだろうか?実際には犯罪をおかしているのに、あの手この手で無罪を勝ち取るのだろうか。それとも冤罪を暴くのだろうか。
本当に罪を犯しているのなら、誰が弁護士であろうと裁かれるべきだ。
罪を犯していないのなら、誰が弁護士であろうと無罪であるべきだ。
ところが、現実はきっとそうではない。
無罪請負人とか優秀な弁護士と言う言葉が実際に存在していることが、それを端的に示している。
たとえ同じ罪を犯したとしても、付く弁護士によって結果は変わる。もし優秀な弁護士ほど費用がかかるのだとしたら、金持ちほど罪になりにくいことになる。けっきょく富める者が勝つとすれば、なんと不公平な世の中なのか…。
無罪請負人と呼ばれている先生方はきっと優秀なのだろうけど、そういう言葉が無くなるような世の中であってほしいと思う。