無職になってからというもの、今まで気にも留めなかったものを観察することが増えた。視点が変わったとでも言ったらいいのか。
仕事していたときは街中を目的をもって歩いていたので、その風景から何も読み取らなかった。いつも急いで生活していたのかもしれない。
だがゆっくり歩いてみる。
目的も定めず、ぶらついてみる。
すると何気ない街中にちょっとした発見があったりする。
先日、街を歩いていて、↓の青いのが目についた。
これは何だろう?
近づくとすぐに自販機だと分かったのだが↓。
私の自販機のイメージと比べて半分くらいの厚さだし、横に何の文字も入っていなかったので、何なのか分からなかった。
ちなみに普通のやつはこんな感じ↓
「この青い自販機は、普通のやつの半分くらいの薄さだけど、売り上げはきっと半分以下だろうなー。そこまでして自販機を置いて、儲かるのかな」
仕事していた時には気づかなかった、ちょっとした発見だ。視点が変わると世界が変わるのである。
「こういう新たな視点に気づけたのは、会社を辞めたおかげだな」
私はそう思った。
そして気づいた…。
会社を辞めて、はや6か月。
自分のやりたいことをしてお金を稼げるようになりたくて、会社を辞めた。
だが、まだ何も出来ていない。
私はこれまでの無職の期間に、何らかの"成果”を無理やり見出そうとしている。
いかんいかん。焦りは禁物よね。