意味不明の4万円定額減税。
サラリーマンの方々は来月六月にその恩恵が得られるのかもしれないが、昨年仕事を辞めて今年は無職と言う方は、悲惨である。以前にも書いたのだが。
何しろ、この定額減税は住民税から1万円、所得税から3万円引かれる。
住民税は2023年の収入に対し今年課せられるので、今年無職でも去年それなりの収入があれば徴収される。その分から1万円減税されることになる。
問題は、所得税の方だ。所得税はサラリーマンなら毎月の給料から見込みで引かれていくのだが、今年無職と言う方は給料がないから減税されない。
つまり私のように去年仕事を辞めて今年無収入の人間は1万円しか減税されないことになる。
首相は言ってなかったっけ?
「税収が多かったから還元する」と。
私のような人間は、昨年余分に税金をむしり取られて、3万円返してもらいないのである。なんと不公平なことか。なんとワケの分からない政策か。
で、私のような人間がどうなるのかその後を追っていたのだが、下記を見つけた。
私は↑に該当するので、来年以降3万円が支給されるらしいのだ。
来年って、すごいスピード感だな。もはや意味不明レベルの政策。
返ってこないよりはマシだけど、円の価値は毎日ダダ下がりだからな。せめて利子くらいつけて返してもらわんと割にあわないよ。