capemisakinosakitaro’s blog

仕事を辞めました!

会社の安否確認システムは非情。まさに社畜システム!?

先日の能登の大地震で、埼玉でも緊急地震速報が携帯に届いた。

会社に勤めてた頃は、安否確認システムからメールが携帯に届く仕組みになっていたから、それが届かなくなって、会社を辞めたことを改めて実感した。

会社にとって辞めた人間の安否確認など不要だという現実は、非情なものだ。

 

私の勤めていた会社では、震度が5以上の地震が日本のどこかで発生すると、安否確認システムが作動した。

安否確認システムは、↓のようなシステムだった。

 

①どこかで震度5以上の地震発生

②10分と経たないうちに携帯メールに安否確認のメールが送られてくる。そこにあるURLに接続して安否情報を登録すると終了

③もし何らかの理由で安否情報の登録をしない場合、30分以内に携帯にj自動音声の電話がかかってくる。電話を取ると安否情報を登録できる

④仮に電話を取らないと、一定間隔で何回も電話がかかってくる

 

このシステムは、たとえ勤務中でなくとも、土日でも、夜中でも、お構いなしにスグ作動する。つまり、休日の夜中に遠く離れたところで地震があり自分の住んでるところでは揺れなくても、作動する。寝てるときだと当然メールに気付かず、電話で叩き起こされる。寝ぼけてると何度も電話がかかってきて、睡眠を妨害される。会社の安否確認システムは、かくも非情なものであった。

 

勤務時間中ならわかる。だが、夜中は違う。

会社だってそんな夜中に人はいないのに、なんでそんなに早く安否確認する必要があるのか。メールはともかく、電話は朝になってからでいいだろう。それに会社の安否確認に登録したからと言って、会社が助けに来てくれるわけではない。会社は出席簿を付けたいだけなのだ。

 

考えてみてほしい。

仮に自分が地震に巻き込まれたとして、誰よりも早く安否を連絡したい相手は誰なのか?

家族、恋人、親族などが先で、会社はファーストチョイスではない。それを否定し「何よりも早く会社に連絡を入れろと」いうのが、会社の安否確認システム。社畜になれと言ってるようなものだ。

 

せめて夜中の場合は、朝まで待つプログラムにできなかったのか。わりとホワイトな会社だったのに、疑問だ。

ほかの会社ではどうなんだろうね。