capemisakinosakitaro’s blog

仕事を辞めました!

好きな馬を切れるようにならないと、と思うのに

今日はG1フェブラリーステークス

地方馬が三頭も出てくる。

イグナイター、ミックファイア、スピーディキック。どれも厳しそうだけど、頑張って欲しい。あとカラテとかも好きだなあ。

裏では小倉大賞典もある。こちらではマイネルファンロン。

地方馬とか高齢馬は好きだ。厳しいと分かっててもつい買ってしまう。

「スキと馬券は別」と割り切れる人がうらやましい。

でも割り切れるようになると競馬辞めてそうだけど。

 

WIN5で気づいたこと

今週の競馬の結果はさんざんだった。

回収率たったの8%。あたっても少額で、日曜は当たりがゼロ。

チビチビ買うよりWIN5とかでガツンといったろかーと思ったが辞めておいた。

でも夢見るならやっぱりWIN5なのかなー。

私は馬券は買うがWIN5はほぼ買わないのだ。

 

WIN5は5レース連続で一着を当てる馬券だ。だから1レース目で予想が外れると、あとは目も当てられない。残り4レース的中しても何の意味もないのである。

だから1レース外した時点で残りのレースを諦めてしまう人がほぼ100%だと思うが、実は違うことに気が付いてしまった。外しても、なんとお金が戻ってくることがある。

それは、残りのレースで競争除外馬が出たときだ。競争除外馬が含まれる買い目の分の馬券は、たとえ外していても返還されるのである。

 

WIN5で初っ端から外してしまったときでも、諦めてはならない。残りのレースで自分の買っている馬が競争除外になれば、その分は金が戻ってくる。被害が多少なりとも抑えられるかもしれないのである。

 

 

高齢馬に肩入れしたくなる

私はギャンブルは競馬以外やらない。

競馬は普通にギャンブルとしても楽しんでいるが、動物好きなので馬を見るのも好きだ。

 

競馬をやってると、どうしても高齢馬に肩入れしてしまう。

高齢といっても7歳とか8歳でも、競走馬としてなら高齢扱い。

でも、まだまだいけるよね。つい応援してしまう。私自身中年だけどまだまだいけると思いたい。そんな気持ちが投影されてしまう。障害競走なんか10歳とか11歳とかけっこういるから、障害競走もすごく好きだ。

 

ちなみに今日の中山メインのAJCCは、8歳の高齢馬が人気の中心になっている。カラテ、マイネルウィルトス、ボッケリーニ。全部好きな馬だ。どうやって買おうか悩むから、すべて買う。レースが楽しみで仕方ない。この3頭で決まればいいなあ。いちおう順位つけるならカラテ→ボッケリーニ→マイネルウィルトスとしておこう。

 

競馬予想系ユーチューバーの”回収率”を検証した

競馬予想のユーチューブ動画を、私はよくみる。

 

ネットではあまりにも多くの予想動画が溢れていて、競馬予想以前に「どのユーチューバーの予想が当たるのか」を予想しなければならない事態になっている。

だから、私はユーチューバーの予想は参考にしない。だが、色んな情報が得られるので、内容を楽しむ感覚で動画を見ている。

 

思うに、競馬予想系ユーチューブ動画は3種類に分けられると思う。

 

①趣味系:競馬が趣味で、自身の考えを披露するタイプ

②コンテンツ販売系:無料の予想解説動画を通じて、自身の有料競馬予想コンテンツの宣伝をするタイプ

③自身売り込み系:ある程度の有名人や競馬新聞などが予想を披露し、自身のファンを増やすタイプ

 

特に②コンテンツ販売系は、動画内でいかに自分の予想で高回収率を叩き出しているかを吹聴するパターンが多い。胡散臭い。だから、私は検証するために予想の記録を取り続けていた。そして、昨年末で締めて、回収率を計算してみたのだが、これが酷い有様だった。

 

【対象】

私が定期的に見ているチャンネルのうち、2023/7/30-2023/12/28までのJRA重賞レースで、予想動画が上がったもの(ただし無料動画のみ)。合計7チャンネル。

【計算方法】

動画中で、推奨馬として挙がった馬の単勝50%、複勝50%を購入した時の合計回収率を計算。複数の推奨馬がある場合は、等分して購入したと仮定して計算。

動画中で本命◎対抗〇など序列が明示されている場合は、序列順に4頭目まで単勝50%複勝50%購入したとして計算(◎〇▲△)。購入金額は予想印が一段階グレードダウンするごとに半分になる形で計算。

 

【結果】

チャンネル登録者数別に並べた回収率の結果が↓

No. 概略 タイプ チャンネル登録者数 予想スタイル 有料コンテンツ 回収率 予想レース数
1 元スタッフ系ユーチューバー・パドック解説者 自身売り込み系 13.7万人 馬体診断 - 84% 17
2 馬券師養成系ユーチューバー コンテンツ販売系 11.7万人 総合的判断 あり 32% 23
3 データ分析系競馬ブロガー コンテンツ販売系 11.6万人 データ分析 あり 49% 56
4 女性競馬タレントユーチューバー 自身売り込み系 8.1万人 調教重視 - 119% 23
5 元選手系ユーチューバー 趣味系 3.7万人 調教重視 - 45% 46
6 競馬新聞 公式チャンネル(関西) 自身売り込み系 2.4万人 総合的判断 - 72% 22
7 競馬コンテンツ配信ブロガー コンテンツ販売系 0.4万人 総合的判断 あり 158% 36

補足1)自身の買い目を発表しているユーチューバー → 4,5,6

補足2)自身の回収率を公表しているユーチューバー → 5(たまに4、6も)※私の計算方法は買い目を反映していないので、彼らが自称する回収率とは違いがある。

 

有料コンテンツを運営しているユーチューバー(2と3の大手ユーチューバー)は、いかに自身の有料コンテンツの加入者が儲かっているか動画内で宣伝しているが、回収率がとにかくひどかった。有料コンテンツ内ではどうなっているのか知らないが、金を出してまで見る代物とはとても思えない。しかも、推奨馬を提示するだけで、買い目を示さない。だから回収率を検証しにくい。こういうユーチューバーには、胡散臭さを感じる。

7に関しては回収率が150%以上だった。マイナーなチャンネルで、当たりを吹聴するようなタイプではないが、有料コンテンツを販売しているのがどうにもひっかかる。

 

それぞれのユーチューバー自身は、自分の予想の回収率を把握しているはず。

それでいて吹きまくるタイプのコンテンツ販売系ユーチューバーは、詐欺師の才能があるとしか思えない。しかし、詐欺師はお喋りが上手なもの。チャンネル登録者の多いユーチューバーの動画は、見ていてそれなりに面白いのが憎らしい。だが、私は有料コンテンツはノーサンキューだ。

 

コメントお待ちしています。

 

 

 

 

今年は「買い目を増やさない」ことで、精神の鍛錬に励む

去年の競馬の回収率は70%だった。

勝った日より負けた日の方が圧倒的に多く、実感としては回収率50%くらいしかない。

 

適当に買っても75%くらいにはなるはずなのに、それ以下ということは買い方が下手すぎるのだろう。

 

競馬をやってると、性格がよく出る。

私は可能性のありそうな馬をすべて抑えないと気が済まない性質である。

気になってた人気薄の馬を買い目から外してもし来てしまったら、、、と思うと買い目から外せない。優柔不断だ。バッサリいけず、結果回収率が下がる。

 

バッサリいけないことは、普段の生活でもよくない。

掃除してても捨てられないし、外食しようとしても選択肢が多いと結局どこの店にも入らなかったりする。時間も金も無駄にしている。会社だってなかなかバッサリ辞められず、ようやく辞めたころにはずいぶんいい年になってしまった。

 

今年はバッサリいく。

競馬は精神修行の場なのだ。

 

 

 

クリスマスイブだけど、ちゃんと投稿する

今日はクリスマスイブだ。

家庭持ち、恋人持ちの皆さん。

そして、一緒に過ごす人のいない皆さん。

この記事をもし今日クリスマスイブに見ている人がいるとすれば、後者ということになるのかもしれないな。

 

私は、クリスマスだからと言って特に意識するわけではない。普段と大して変わらない。私はそういうタイプ。今日は日曜日でクリスマスイブだから、どこ行っても混みそうだからイヤだな、くらいの感覚だ。

 

青春時代は、けっこう意識してたかな。

学生の時、スーパーでバイトして過ごしたクリスマスもあったな。

よく店に買い物に来るキレイな女子大生が気になってたが、クリスマスイブも家族と一緒に来て私のレジで買い物した時、すごくテンション上がったな。「彼氏いなかったんだ」みたいな感じで。今となっては、いい思い出だ。

 

ここ10年くらいは恋人もいなかったし、クリスマスは仕事してたことが多かったかな。クリスマスなんて意識しなくなった。

 

こんな記事を書いているのは、ヒネクレているわけでも何でもない。最近毎日投稿していたから、今日のネタを考えたときにクリスマスを思い出したわけだ。

 

でもね。

ここまで読んでもらった方を裏切るようで悪いんだけど、実は最近知ってしまった。

はてなブログには「予約投稿」という機能があることに。

 

そう、これを書いているのは23日だ。

なぜなら、私は24日に用事がある。

 

今年のクリスマスイブは「有馬記念」なのだ。

 

いいクリスマスプレゼントをゲットするぞ!

(この記事が全く読まれていなかったら、それはそれで悲しい)

 

 

実は圧倒的一番人気の馬が勝ってくれた方が、JRAの儲けは多くなる

実は競馬では、圧倒的一番人気の馬が勝ってくれた方が、胴元であるJRAの利益がアップすることはご存じだろうか。

 

ポイントは、2点ある。

①払い戻しは10円単位

②払い戻しは1円単位は切り捨て(四捨五入ではない!)

 

どういうことか?

 

話を分かりやすくするために、単勝投票総数が1000票(=10万円)の売り上げのケースを考えてみる。

まず、単勝の払い戻し率は80%なので、JRAの払い戻しの総額は8万円で、利益は2万円となる。

この8万円を的中票数で割ったものが、払い戻し単価だ。

もし的中票が8票なら払い戻し単価は1万円だし、100票なら800円だ。

では払い戻し単価が120円(つまりオッズ1.2倍の圧倒的一番人気)だった場合、的中票数は何票だろうか?

↓は的中票数に従って払い戻し単価を小数点1位まで示した表だが、666票~616票までが払い戻し単価が120円台となることを示している(667票なら110円台、615票なら130円台)。的中票数の幅が50票分ある。

票数 払い戻し単価(円)
667 119.9
666 120.1
665 120.3
664 120.5
663 120.7
662 120.8
661 121.0
660 121.2
659 121.4
658 121.6
657 121.8
656 122.0
655 122.1
654 122.3
653 122.5
652 122.7
651 122.9
650 123.1
649 123.3
648 123.5
647 123.6
646 123.8
645 124.0
644 124.2
643 124.4
642 124.6
641 124.8
640 125.0
639 125.2
638 125.4
637 125.6
636 125.8
635 126.0
634 126.2
633 126.4
632 126.6
631 126.8
630 127.0
629 127.2
628 127.4
627 127.6
626 127.8
625 128.0
624 128.2
623 128.4
622 128.6
621 128.8
620 129.0
619 129.2
618 129.4
617 129.7
616 129.9
615 130.1

ここで注意したいのは、実際の払い戻しは10円単位かつ1円単位は切り捨てということだ。的中票数が666票でも616票でも、実際の払い戻し単価は120円になる。

つまり666票ならJRAは120.1円を払い戻さないといけないところ120円で済み、616票の場合にいたっては129.9円払い戻さないといけないところ9.9円も払わなくて済むのである。

↓の表は払い戻しが10円単位かつ1円単位は切り捨てられることによって、8万円だった払い戻し総額がいくらになり、その結果、払い戻し率以上にJRA余分な儲けがいくらでるかを表している。表を上から下へ眺めてほしい。

実際の払い戻し単価が120円の場合の的中票数の上限である666票から下限である616票に近づくほど払い戻し総額は小さくなり、JRA余分な儲けが大きくなることが分かると思う。

票数 払い戻し単価(円) 実際の払い戻し単価(円)

払い戻し総額(円)

余分な儲け(円)
667 119.9 110 73370 6630
666 120.1 120 79920 80
665 120.3 120 79800 200
664 120.5 120 79680 320
663 120.7 120 79560 440
662 120.8 120 79440 560
661 121.0 120 79320 680
660 121.2 120 79200 800
659 121.4 120 79080 920
658 121.6 120 78960 1040
657 121.8 120 78840 1160
656 122.0 120 78720 1280
655 122.1 120 78600 1400
654 122.3 120 78480 1520
653 122.5 120 78360 1640
652 122.7 120 78240 1760
651 122.9 120 78120 1880
650 123.1 120 78000 2000
649 123.3 120 77880 2120
648 123.5 120 77760 2240
647 123.6 120 77640 2360
646 123.8 120 77520 2480
645 124.0 120 77400 2600
644 124.2 120 77280 2720
643 124.4 120 77160 2840
642 124.6 120 77040 2960
641 124.8 120 76920 3080
640 125.0 120 76800 3200
639 125.2 120 76680 3320
638 125.4 120 76560 3440
637 125.6 120 76440 3560
636 125.8 120 76320 3680
635 126.0 120 76200 3800
634 126.2 120 76080 3920
633 126.4 120 75960 4040
632 126.6 120 75840 4160
631 126.8 120 75720 4280
630 127.0 120 75600 4400
629 127.2 120 75480 4520
628 127.4 120 75360 4640
627 127.6 120 75240 4760
626 127.8 120 75120 4880
625 128.0 120 75000 5000
624 128.2 120 74880 5120
623 128.4 120 74760 5240
622 128.6 120 74640 5360
621 128.8 120 74520 5480
620 129.0 120 74400 5600
619 129.2 120 74280 5720
618 129.4 120 74160 5840
617 129.7 120 74040 5960
616 129.9 120 73920 6080
615 130.1 130 79950 50

616票の場合は、払い戻し総額は本来なら8万円のところ、73,920円となる。払い戻し率が74%未満で済むのだ。馬単や三連複の75%より払い戻し率が低いことになる。(だから、私は圧倒的一番人気の単勝複勝は買わない)

 

そして、この的中票数の幅は、払い戻し単価が高くなるほど、狭くなっていく。

それを示したのが↓の表だ。「幅」の欄を下へと眺めてほしい。

払い戻し単価が120円の時は、50票分もの幅があるが、単価が上がるほど幅が小さくなるのが分かると思う。

  票数
払い戻し単価(円) 下限 上限
100 728 1000 272
110 667 727 60
120 616 666 50
130 572 615 43
140 534 571 37
150 501 533 32
160 471 500 29
170 445 470 25
180 422 444 22
190 401 421 20
200 381 400 19
210 364 380 16
220 348 363 15
230 334 347 13
240 321 333 12
250 308 320 12
260 297 307 10
270 286 296 10
280 276 285 9
290 267 275 8
300 259 266 7
310 251 258 7
320 243 250 7
330 236 242 6
340 229 235 6
350 223 228 5
360 217 222 5
370 211 216 5
380 206 210 4
390 201 205 4
400 196 200 4
500 157 160 3
1000 80 80 0
2000 40 40 0
4000 20 20 0
8000 10 10 0
10000 8 8 0

 

そして、それぞれの的中単価の上限票数と下限票数に対し、払い戻し総額がどのように変動するかを加えたのが↓の表だ。

表の下へ行くほど払い戻し単価が高くなるのだが、払い戻し総額はそれにともなってどう変化しているか見てほしい。払い戻し単価が高くなるほど、下限上限も8万円に近づきが小さくなることが分かると思う。

  票数 払い戻し総額
払い戻し単価(円) 下限 上限

下限

(円)

上限

(円)

(円)

100 728 1000 272 72800 100000 27200
110 667 727 60 73370 79970 6600
120 616 666 50 73920 79920 6000
130 572 615 43 74360 79950 5590
140 534 571 37 74760 79940 5180
150 501 533 32 75150 79950 4800
160 471 500 29 75360 80000 4640
170 445 470 25 75650 79900 4250
180 422 444 22 75960 79920 3960
190 401 421 20 76190 79990 3800
200 381 400 19 76200 80000 3800
210 364 380 16 76440 79800 3360
220 348 363 15 76560 79860 3300
230 334 347 13 76820 79810 2990
240 321 333 12 77040 79920 2880
250 308 320 12 77000 80000 3000
260 297 307 10 77220 79820 2600
270 286 296 10 77220 79920 2700
280 276 285 9 77280 79800 2520
290 267 275 8 77430 79750 2320
300 259 266 7 77700 79800 2100
310 251 258 7 77810 79980 2170
320 243 250 7 77760 80000 2240
330 236 242 6 77880 79860 1980
340 229 235 6 77860 79900 2040
350 223 228 5 78050 79800 1750
360 217 222 5 78120 79920 1800
370 211 216 5 78070 79920 1850
380 206 210 4 78280 79800 1520
390 201 205 4 78390 79950 1560
400 196 200 4 78400 80000 1600
500 157 160 3 78500 80000 1500
1000 80 80 0 80000 80000 0
2000 40 40 0 80000 80000 0
4000 20 20 0 80000 80000 0
8000 10 10 0 80000 80000 0
10000 8 8 0 80000 80000 0

つまり、人気薄の馬が勝つときほど、JRAの実際の払い戻し率は80%に近づき、余分な儲けが出なくなるのである。

単勝の払い戻し率が80%だと思っていると、痛い目にあう。私的には、単勝は2.5倍くらいまでは払い戻し率の良くない買い方と思う。

(なお、ほとんど無いが、払い戻し単価は100円(元返し)が下限なので、的中票数が801票を超えると、JRAは払い戻し率以上に払い戻ししなければならなくなり、損をする)

 

G1ともなると、単勝馬券だけで10億円は売上があるはず。その場合、2億円がもともとのJRAの取り分だ。しかし、もし単勝1.2倍の馬が勝つと、投票数によってはJRAは数千万円単位で余分に儲けられる可能性が出てくる。そして、その割を食うのが馬券購入者という構図なのだ。

 

もちろん、JRAが利益を最大化したいがために圧倒的一番人気の馬を勝たせるような八百長をするとは思わない。

だが、今やネットで馬券を買うのが当たり前の時代だ。払い戻しは1円単位で行ってはどうだろうか。その方が公平というものだ。

まあ、ご存じの通り公営競技の売り上げの一部は、お上に納められている。税金みたいなもんだ。いくら不公平だ何だと叫んでも、減税に等しい法変更はやるはずがない。

 

それでも、せめて余分な儲けは、引退馬の支援にでも使ってほしい。よりたくさんの馬が余生をのんびり暮らせるように。